木造軸組住宅の家の補強は、本来の柔構造の良さを生かすことが大切です。
よく頑丈な金物で、接合部分をガチガチに固めてしまうという方法があります。
しかし、木造軸組住宅は、基本的に柔構造なのです。
すべての関節を固定すれば、力は柱に集中し、最終的には折れてしまいます。
その為一方向にしか効かない補強では困るわけです。
巷で使われている一枚板の金物は、二次元にしか効きません。
平面の方向の力には耐えますが、直角方向の力には、簡単に曲がってしまうでしょう。
ではこの金物をあらゆる方向に備えて多数取り付ければどうでしょうか。
金物の固定は、スクリュークギやふつうのクギで行なわれます。
1つの金物を止めるだけでも何本ものクギが打たれることになります。
もうお分かりかもしれませんが、見方を変えれば、これは柱に穴を開けたり裂いたりしているのと同じことになってしまいます。
打てば打つほど柱の耐力は弱くなってしまいます。
そのうえ、サビて腐る鉄製の金具ではそう長くはもたないでしょう。
条件によっては、20年でサビて腐ってしまうケースもございます。
『匠』では多少高価となりますが極力、ステンレス製の金物を推奨致しております。
ビスもすべてステンレスです。
台風・地震の多い地方や、木造3階建住宅の多い都市部で、横ゆれやネジレにおける対策が求められています。
これまで、この水平面に対する補強はほとんど打つ手がなかったのが実情です。
そこで当社では、水平面への補強を解消する為にネダレス工法(剛床)を採用し、厚さ24mmの合板を各階のフロア下地にはることで対応しています。
また、天井の四隅を対角線上に結ぶ水平ブレース工法をオプションで用意いたしております。ただし建物全体として三次元の補強効果を発揮するために、一階、二階のタテの壁面を補強を強化しておくことが大前提となります。
施工例の一部を紹介します。
こちらのお住まいは、2軒の建物を1軒にするというとても難しい現場です。
2軒は2軒でも、それぞれが扇形のような形で交わる形となり、現在は漢字の「八」のような形をしております。
このようなケースの場合、ガチガチに補強をしてしまうと、地震の際に構造上、耐力的に逃げ場がなくなりますので非常に危険です。
間取りも不規則な形になりますので、柱も2本ほど抜かないと納まらない現場でした。
柱を抜いた箇所は、鉄梁補強をご提案させていただき、耐力的な逃げ場は金物に細工をすることでクリアさせていただきました。
お施主様も1級建築士の方でしたので、こちらからご提案させていただく内容等の打ち合わせもスムーズでした。
柱を抜いた箇所に鉄梁を、老朽化していた鉄梁を支える柱も鉄柱に差し替え。本来は鉄梁を使いたくなかったのですが、木の梁の場合、さらに梁せい(高さ)が必要になるため、天井高が低くなってしまうことを踏まえ、鉄梁を採用させていただきました。
火打ち材が入っていなかったため、火打ち金物と水平ブレースで水平耐力に備えます。
よく頑丈な金物で、接合部分をガチガチに固めてしまうという方法があります。
しかし、木造軸組住宅は、基本的に柔構造なのです。
すべての関節を固定すれば、力は柱に集中し、最終的には折れてしまいます。
その為一方向にしか効かない補強では困るわけです。
巷で使われている一枚板の金物は、二次元にしか効きません。
平面の方向の力には耐えますが、直角方向の力には、簡単に曲がってしまうでしょう。
ではこの金物をあらゆる方向に備えて多数取り付ければどうでしょうか。
金物の固定は、スクリュークギやふつうのクギで行なわれます。
1つの金物を止めるだけでも何本ものクギが打たれることになります。
もうお分かりかもしれませんが、見方を変えれば、これは柱に穴を開けたり裂いたりしているのと同じことになってしまいます。
打てば打つほど柱の耐力は弱くなってしまいます。
そのうえ、サビて腐る鉄製の金具ではそう長くはもたないでしょう。
条件によっては、20年でサビて腐ってしまうケースもございます。
『匠』では多少高価となりますが極力、ステンレス製の金物を推奨致しております。
ビスもすべてステンレスです。
台風・地震の多い地方や、木造3階建住宅の多い都市部で、横ゆれやネジレにおける対策が求められています。
これまで、この水平面に対する補強はほとんど打つ手がなかったのが実情です。
そこで当社では、水平面への補強を解消する為にネダレス工法(剛床)を採用し、厚さ24mmの合板を各階のフロア下地にはることで対応しています。
また、天井の四隅を対角線上に結ぶ水平ブレース工法をオプションで用意いたしております。ただし建物全体として三次元の補強効果を発揮するために、一階、二階のタテの壁面を補強を強化しておくことが大前提となります。
施工例の一部を紹介します。
こちらのお住まいは、2軒の建物を1軒にするというとても難しい現場です。
2軒は2軒でも、それぞれが扇形のような形で交わる形となり、現在は漢字の「八」のような形をしております。
このようなケースの場合、ガチガチに補強をしてしまうと、地震の際に構造上、耐力的に逃げ場がなくなりますので非常に危険です。
間取りも不規則な形になりますので、柱も2本ほど抜かないと納まらない現場でした。
柱を抜いた箇所は、鉄梁補強をご提案させていただき、耐力的な逃げ場は金物に細工をすることでクリアさせていただきました。
お施主様も1級建築士の方でしたので、こちらからご提案させていただく内容等の打ち合わせもスムーズでした。
柱を抜いた箇所に鉄梁を、老朽化していた鉄梁を支える柱も鉄柱に差し替え。本来は鉄梁を使いたくなかったのですが、木の梁の場合、さらに梁せい(高さ)が必要になるため、天井高が低くなってしまうことを踏まえ、鉄梁を採用させていただきました。
火打ち材が入っていなかったため、火打ち金物と水平ブレースで水平耐力に備えます。










